ITプロパートナーズの評判|週2〜3日の案件はどれくらい?料金・条件を公式情報で確認

「会社員を続けながら、週2〜3日だけ業務委託の仕事を受けてみたい」「独立したけれど、1社にフルタイムで入るより複数の案件を組み合わせたい」。そんなITエンジニアやデザイナーの選択肢として名前が挙がるのが、フリーランス向けの案件紹介サービス「ITプロパートナーズ」です。

ただ、ネット上の評判は書き手によって言うことがバラバラで、「結局どんな人に向いているのか」が分かりにくいのも事実です。この記事では、運営会社の公式サイトで確認できる事実(料金・案件数・稼働日数・応募条件など)を中心に整理し、登録前に自分で確認しておきたい点をまとめます。口コミや体験談の寄せ集めではなく、判断材料をそろえることを目的にしています。

結論:ITプロパートナーズは、株式会社Hajimariが運営するフリーランス向けの案件紹介サービスです。フリーランス側の利用料は無料で、週2日・週3日といった「週5日未満」の案件も公開されています(2026年10月30日時点の公開一覧で、週2日が461件、週3日が1,023件)。一方で、公式に「経験者向け案件のみ」とされ、実務経験の目安は3年以上です。未経験からの副業探しよりも、実務経験のある人が「稼働日数を抑えて働く」ための選択肢と考えるのが実態に近いでしょう。

ITプロパートナーズとは?公式情報で確認できる基本

ITプロパートナーズは、IT分野のフリーランスや起業家に業務委託案件を紹介するサービスです。運営会社は東京都渋谷区の株式会社Hajimariで、公式サイトでは「週2日から」働けることを打ち出しています。

いわゆる「フリーランスエージェント」の一つで、自分で案件に応募して終わりではなく、専任の担当者(エージェント)が希望条件を聞いたうえで案件を提案し、企業との面談の調整や契約まわりのサポートをする仕組みです。

項目公式サイトで確認できる内容
運営会社株式会社Hajimari(東京都渋谷区)
フリーランス側の利用料無料(利用規約に「本サービスの利用料金は無料です」と記載)
公開案件数10,942件(2026年10月30日時点の案件一覧ページの表示)
週2日の案件461件(同上)
週3日の案件1,023件(同上)
主な職種エンジニア、デザイナー、マーケター、PM、ディレクター、QAエンジニアなど
応募の目安経験者向け案件のみ。実務経験の目安は3年以上(公式ブログでの回答)
リモート公式ブログで「フルリモート比率は7割」と回答(2026年10月更新の記事)

案件数は日々変動します。上の数字は執筆時点で案件一覧ページに表示されていた件数なので、登録を検討する際は最新の一覧を見てください。

料金・手数料:フリーランス側は無料

ITプロパートナーズの利用規約では、サービスの利用料金は無料と定められています。会員登録や面談、案件紹介を受けることに対して、フリーランス側が料金を払う必要はありません。

では、エージェントはどこで収益を得ているのか。一般的なフリーランスエージェントは、企業から受け取る報酬と、フリーランスに支払う報酬の差額(いわゆるマージン)で運営されています。ITプロパートナーズのマージン率は、公式サイトでは確認できませんでした。

案件一覧に表示される金額は「〜70万円/月」のような上限の目安です。実際の報酬は、スキル・稼働日数・面談の結果によって決まります。契約前に「月額報酬はいくらか」「稼働時間の上限・下限(精算幅)はあるか」「支払日はいつか」を必ず書面で確認しましょう。

なお、報酬の支払いサイト(締め日から入金までの期間)について、公式サイト上で明確な記載は見つかりませんでした。個人で働くフリーランスにとって入金日は資金繰りに直結するので、面談時に確認しておくのが安心です。入金が遅れたときの考え方は報酬の入金が遅いときの対処法も参考にしてください。

「週2〜3日」の案件はどのくらいある?

ITプロパートナーズの特徴としてよく挙げられるのが、週2〜3日で稼働できる案件の存在です。執筆時点(2026年10月30日)の公開一覧では、次のような件数でした。

稼働日数公開案件数全体に占める割合(概算)
週2日461件約4%
週3日1,023件約9%
全案件10,942件—

つまり、週2〜3日の案件は「たくさんある」というより、週5日・週4日の案件が中心の中に、週2〜3日の案件も一定数あるというのが実態です。公式ブログでも、最も多いのは週5日の案件だと説明されています。

公式サイトは週2〜3日案件の多さを「随一」と表現していますが、他社と比べた具体的なデータは示されていません。複数のエージェントを比較するときは、各社の案件一覧で「週2日」「週3日」に絞り込んだ件数を自分で見比べるのが確実です。

週2日案件の例(公開一覧より)

週2日の一覧には、エンジニアだけでなく、コンサルタント、データアナリスト、ライター、営業系など幅広い職種が並んでいます。表示金額は案件によって月数万円台から数十万円台まで大きく差があり、職種や求められる経験によって相場が変わることが分かります。

登録から稼働までの流れ

公式サイトで案内されている流れは、次の4ステップです。

  • 会員登録:サイト上から無料で登録します。
  • エージェント面談:電話または面談で、希望条件や経験についてヒアリングを受けます。
  • 案件紹介・企業面談:担当者が条件に合う案件を提案し、企業との面談を調整します。
  • 契約・業務開始:業務内容に問題がなければ契約し、稼働開始後もフォローを受けます。

利用規約では、応募を受け入れるかどうかは企業側が判断し、利用者はその判断に異議を述べられない旨が定められています。紹介を受けても必ず契約に至るわけではない、という点は理解しておきましょう。

面談前に準備しておきたいこと

  • これまでの実務経験(担当工程、使用言語・ツール、期間)をまとめた職務経歴
  • 希望する稼働日数・時間帯(例:平日夜と土日のみ、週2日の日中など)
  • 希望単価の目安と、最低限ほしい金額
  • リモートの希望と、出社できる頻度
  • 会社員の場合は、勤務先の副業規定(副業が認められているか、申請が必要か)

向いている人・向いていない人

公式情報から読み取れる条件をもとに、向き不向きを整理します。

向いている人注意が必要な人
実務経験がおおむね3年以上ある実務未経験・経験が浅い(公式に「経験者向け案件のみ」)
週2〜3日など、フルタイム以外の働き方を探している週5日の常駐案件だけを探している(他社も含めて比較を)
リモート中心で働きたい地方在住で出社が前提の案件を探したい(東京の案件が多いと公式に記載)
エンジニア以外(デザイン・マーケ・PMなど)の案件も見たいまったく新しい職種に挑戦したい

会社員の副業として利用する場合、週2日の案件でも平日日中の稼働を求められることがあります。本業の勤務時間と重ならないか、案件ごとに稼働時間帯を確認してください。

登録前・契約前に確認すべきポイント

評判を調べるより先に、次の点を自分で確認しておくと失敗を減らせます。

  • 契約形態:業務委託(準委任・請負など)のどれか。成果物の責任範囲が変わります。
  • 報酬と精算幅:月額固定か、稼働時間で増減するか。
  • 支払いサイト:何日締め・何日払いか。
  • 源泉徴収の有無:報酬の種類によっては源泉徴収されることがあります(源泉徴収の解説)。
  • インボイス登録の要否:取引先から登録を求められるかどうか(インボイス登録は必要?)。
  • 稼働日・時間帯:週2日の場合、曜日の指定や定例ミーティングの有無。

2024年11月に施行されたフリーランス新法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)では、発注者に取引条件を明示する義務などが定められています。条件があいまいなまま稼働を始めないことが大切です。詳しくはフリーランス新法とはで解説しています。

副業・独立したての人がつまずきやすいお金の話

週2〜3日の案件でも、業務委託で報酬を受け取れば「事業所得」や「雑所得」として確定申告が必要になる場合があります。会社員の副業なら、給与以外の所得が20万円を超えるかどうかが一つの目安です(副業20万円以下なら確定申告は不要?)。

継続的に案件を受けるなら、開業届や青色申告の検討も視野に入ります(開業届は出すべき?)。独立を考えている人は、退職前後の手続きを会社員からフリーランスになる準備リストで確認しておくと安心です。

まとめ

  • ITプロパートナーズは株式会社Hajimariが運営するフリーランス向け案件紹介サービスで、フリーランス側の利用料は無料。
  • 2026年10月30日時点の公開一覧で全10,942件、うち週2日461件・週3日1,023件。週2〜3日案件は「一定数ある」レベルで、中心は週5日案件。
  • 公式に「経験者向け案件のみ」とされ、実務経験の目安は3年以上。
  • 表示単価は上限の目安。報酬・精算幅・支払いサイト・契約形態は契約前に書面で確認する。
  • 副業で使う場合は、本業の副業規定と稼働時間帯、確定申告の要否もあわせてチェック。

参考にした公式情報

※本記事は2026年10月時点の情報をもとに作成しています。最新情報は公式サイトでご確認ください。個別の判断は税理士や専門家にご相談ください。

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